dt・rbt series

DT・RBT 自動台車テーブル

エアーブラスト(サンドブラスト)装置

大型重量物加工用自動機

大型重量物も安全に搬入可能な自動台車テーブル付属装置です。
側台で台車テーブル上にワークをセットして、スタートすれば台車の移動、スライド扉の開閉、ブラスト加工及び加工中のテーブル回転を自動で行います。
また手動加工との兼用や加工だけを自動化など様々なタイプがあります。

処理方式
  • ロボット
  • バッチ処理
  • 手動加工
適合性能
  • 量産対応
  • 均一品質
  • 省力化
  • 汎用性

point 装置の特徴

point01

自動化・省力化

大型重量物で1回の加工時間が5分以上かかる場合に適した装置です。ワークの搬送、スライド扉の開閉、ブラスト加工及びエアブローなどをすべて自動化することによって省力化を実現致します。

point02

品質の安定

扇状に振動するノズルやロボットにノズルを持たせて自動加工するので、作業者による加工のバラツキがなく、毎回同一条件で加工が行われます。

point03

生産性の向上

手動では当然ノズル1本での加工ですが、自動ではノズルの本数を増やすことで加工時間を短縮することが可能です。
(画像は台車上側から自動加工用ノズルを3本配置しております)

point04

複雑形状への対応

大型重量物で研磨材をかけたくない部分がある、もしくは通常の噴射ではかかりずらい穴内部や入り組んだところにノズルを突っ込んで加工したい等、狙ったところを加工したい場合はロボット搭載型が有効です。

specification 装置仕様

point
  1. 大型重量物で加工時間が5分以上かかる場合に最適
  2. 手動加工と自動加工の兼用も可能

自動台車テーブルとノズルの動き

台車の加工室内への移動、スライド扉の開閉、ブラスト加工及び加工中のテーブル回転、加工後のエアブロー、 加工終了後の加工室から出てくる流れのすべてが自動で行われます。
ノズルの配置や本数、動きについては加工対象の形状に合わせて専用設計していきます。

加工作業の流れ

大型重量物をクレーンなどで装置側面にセットし、スタートすれば加工室内へワークが移動して、加工終了後にエアブローされて装置側面に戻ってくるタイプです。
ワーク搬送だけ自動タイプや自動で全体的に加工した後、手動ノズルで追加加工出来る一部手動にも対応したタイプなどご要望に合わせた様々なタイプがございます。

case 装置実績例

装置外観
自動搬送回転台車
搭載ロボットで加工

装置実績例 01

【最大ワークサイズ】
W2200×L3000×H1000(mm)、耐荷重:2800KGの大型装置。
当社で大型のホイール・ギアなどの受託加工用に使用しているロボット搭載ブラスト装置です。

装置実績例 02

大型台車(Φ2000mm、耐荷重750KG)の上にのせたワークを加工室内天井に取り付けたロボットが事前に設定したワーク専用の三次元動作を行い加工していきます。

装置実績例 03

台車の加工室内への移動、スライド扉の開閉、ブラスト加工時の振動するノズルの動きや台車回転など一連の流れが自動化された装置です。手動加工も出来る自動と手動の兼用機です。

装置実績例 04

一連の流れが全自動の台車テーブル型ウェットブラスト装置です。
大型重量物でワークに油分や可燃性物質が付着している場合に適しています。

参考:台車型汎用手動機

台車の移動やスライド扉の開閉、ブラスト加工中のノズルの動きなど、すべてを手動で行う装置です。
加工する品物の大きさや重量に合わせ、様々なサイズのモデルが標準化されています。

台車の動き
ガン水平移動型

応用型自動台車タイプ

台車の上にローラーがついておりロール形状のワークを台車で加工室内に搬送した後、回転させながら水平移動するノズルで均一加工する装置です。
クリーニングやシボ加工、微細ディンプル付けなど多様な加工に対応しております。

nozzle motion ノズルの動き

ガン振動型

回転するワークに対してノズルを縦方向に振動させる事でブラスト加工を行います。通常は、2~6本のノズルによってワーク全面を隙間なく加工します。

ガン水平移動型

ロール状のワークの場合にワークを回転させながら、ワークの回転方向に対して直角に等速水平移動します。
フラットなワークの場合は台車を回転させず、全面を均一に加工を行う場合等に用いられます。

回転ノズル

先端の回転するノズルを内部へ差し込み、回転させながら内面を加工したり、通常ではかかりずらい入り組んだ部分を狙って加工する場合に使用します。
このガンをロボットに持たせることで複雑形状ワークの加工する場合に使用します。

robotic nozzle motion ロボットでのノズルの動き

シリンダーブロックへの加工イメージ

動画では、ロボットにブラスト加工用ノズルを保持させ、シリンダーブロックにそって加工が行われるようにティーチングしております。

ロング回転ノズル:長さ約400mm

ロボット+ロング回転ノズル

上記の動画では、当社で一般的に使用するノズルを持って加工しておりますが、シリンダーブロック内の鋳砂除去や大型薄肉アルミダイカスト品のバリ取り、航空機エンジンのブレードやブリスクに対するショットピーニングなどの複雑な形状の内部や奥まった部分への加工が必要な場合には、ロボットにロング回転ノズルを持たせてブラスト加工を行っていきます。

customizable specification カスタム可能な装置仕様

自動台車
手動加工
スライド扉の開閉、台車の移動、テーブルの回転はスイッチで行いますが、ブラスト加工は作業者がノズルを持って加工を行います。
金型などで重点的に加工する箇所がある場合などに使用致します。
手動台車
自動加工
台車テーブルの加工室内の出し入れ、スライド扉の開閉は手動で行います。
その後のテーブルの回転、ノズルの動き、ブラスト噴射はスイッチ操作で自動で行われ、タイマー設定時間後、エアブローに切り替わります。手動加工用ノズルを追加することも可能です。
テーブル回転のみ自動 台車の移動やスライド扉の開閉、ブラスト加工中のノズルの動きなど、手動で行うが加工中のテーブル回転のみ自動の簡易自動機。

contact

不二製作所のブラストは多種多様な用途に使われています。まずはお気軽にお問い合わせください。

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※各営業所でもテスト加工可能です。