
INTERVIEW 02
最初から最後まで責任を持って
携われる仕事です。
他の会社とは違う活気を感じました
大学では機械工学を専攻し、飛行機の降着装置を研究していました。元々大企業には興味はなく、少人数で楽しくものづくりができそうな企業を探していて、不二製作所を見つけました。会社説明会で工場を見学したのですが、案内してくれた社員さんが親しみやすく、すれ違う人全員が元気に挨拶してくれました。他の会社とは違う活気を感じ、入社を決めました。入社後は研修を兼ねてものづくりの現場を経験しました。機械加工を行うNC、溶接を行う板金、部品を組み付ける組立と、半年ずつ経験し、自分の手を動かしてものづくりのイロハを学びました。仕事は本人のレベルに合わせて任されるので、戸惑いはありませんでした。その後、希望の設計に配属されました。簡単な手動機の一部から始め、慣れてきたら複雑な治具、そして自動機の担当へ。「この仕事お願い」と渡されたときに、いつもより難しい案件だったりすると成長を実感します。

国内外の工場への据え付けにも同行
設計で重視しているのは、お客様の使いやすさです。操作口が高すぎても低すぎても疲れるし、ワークを乗せる台が遠いと腰を痛めます。似たような装置が工場にあれば、実物を見に行って寸法を確認したりしています。自分が設計したものが目の前で組み上がっていき、最後まで責任を持って携わるところが、不二製作所の設計職の魅力です。組み立て手順が複雑な場合は、設計もお客様先に訪問して据え付けを行います。作業の様子を見ていたお客様から「丁寧でいいね」と声をかけてもらえると、うれしく感じます。国内だけでなく海外に出張することも。インド向け装置の据え付けで、初めて一人で海外に出張したときのことをよく覚えています。空港に着くと用意していた携帯電話が圏外で…。なんとか迎えの車を見つけて事なきを得たのですが、本当に焦りました。
サポートしてくれるから安心してチャレンジできる
日頃から大切にしているのは、他部署とのコミュニケーションです。設計は営業から始まり、製造工程のすべての部署と関わります。短納期の場合や困ったときに協力してもらうには、人間関係を構築しておくことが大切です。幸い製造現場を一通り経験してきて、一緒に働いたことのある同僚なのでコミュニケーションが取りやすい状況にあります。以前、出荷直前の装置の部品が一個破損してしまったことがありました。通常なら1~2週間かかってしまうところを板取りから板金、塗装まで3日で作ってもらって、無事に納期に間に合わせることができました。会社全体でサポートしてくれるから、安心してチャレンジすることができています。

これからは後輩を教える立場に
現在はルーム型ブラスト装置の設計を担当しています。人がブースの中に入ってブラスト加工する装置で、20m近い大きさになります。大型になるため現場据え付けの工期も長く、先輩のサポートとして現場に入っています。これを一人で担当できるようになりたい。さらには、ロボット付きの装置だったり、より複雑な機構の装置を担当したいと考えています。ブラストをまったく知らないところから始めて、これまで先輩方から色んなことを教わってきました。年下の後輩も入ってきているので、今度は私が伝えていく番です。
ON
- 07:30
- 出社
- 08:00
- メールの確認・返信
- 09:00
- Webでお客様と仕様打ち合わせ
- 12:30
- 社員食堂で昼食
- 13:20
- 現場装置の確認、現場担当者との打ち合わせ
- 15:00
- 工番装置設計
- 17:00
- 退社
OFF

同僚とスノーボードに行ったり、バーベキューやキャンプなどのレジャーを楽しんでいます。子どもができてからは家族と公園に行ったり、動物園に行くことも増えました。最近DIYにはまっていて簡単なものですが本棚を作りました!