3Dプリンター造形品 仕上げ加工
ポルックス
- 3Dプリンター造形品の
微細な仕上げ磨きも簡単操作で可能に! - 金属・樹脂の3Dプリンター造形品の仕上げ磨き・積層段差除去・可視化(透明化)まで可能です。
- コンパクト設計
- キャビネット、ダストコレクターが一体型で、キャスター付きで移動できる為、広い場所がなくても設置可能です。
- シンプル構造の為、お手入れもラクラク
- ダストコレクターの手入れや、粉塵の回収が簡単にできる為、研究や試作品作成用に使われております。

3Dプリンター 造形の流れ
- 前工程
-
- 造形したい物体の3DCADデータを用意する
- STLファイルの出力チェックし、造形ツールパスデータに変換する3Dデータを3Dプリンター用にSTLファイルに出力し、整合性をチェックします。
その後STLデータを実際に3Dプリンターが出力制御する為のデータに変換します。
- 造形工程
-
- 3Dプリンターで造形する。
ツールパスデータを3Dプリンターに読み込むことで造形がスタートします。
- 3Dプリンターで造形する。
- 後工程
-
- サポート材の除去
- 積層段差の除去
- 可視化
- 余剰粉末の除去
- 磨き
Pollux で作業工程を効率化
積層段差除去
3Dプリンターでの造形品は素材を積み上げて作り上げている原理上、積層段差が生じます。
特に曲面形状では目立ちやすくなる為手作業で除去する必要がありますが、Polluxを使用することによりスピーディーに積層痕を目立たなくすることができます。
余剰粉末の除去
粉末3Dプリンターによる造形は、造形時の支え(サポート) が不要ですが、完成時にワークに粉末が付着します。
粉末除去の際にPolluxを導入することで、細かい箇所の粉末の除去が可能になり、作業効率もアップします。
金属の鏡面化
3Dプリンターで造形された金属の造形品は、表面の面粗度が悪く曇っていますが、磨いてあげることで光沢感が増し、 高級感のある見た目に仕上がります。鏡面加工に特化したメディアが、凹凸形状を崩すことなく磨き上げ、艶のある表面を作り出します。
樹脂の可視化(透明化)
3Dプリンターで造形された樹脂の造形品は、透過性が低く曇っている為、内部構造を露出するには可視化する必要があります。
メディアが凸部を削らずに磨くため、有意な寸法変化なく仕上げることが可能です。
参考 ウエットブラストで作業工程を効率化
サポート材の除去
液体3Dプリンターによる造形は、造形時に支え(サポート)が必要となる場合があります。
通常サポート材はワークに固着している為、完全に除去するにはいくつかの工程を踏む必要があります。
サポート材の除去には、水またはアルカリ水溶液に浸して溶かす工程や手作業でサポート材を取り除く工程等があり、時間と手間のかかる作業ですが、ウエットブラストを利用することでサポート材の除去にかかる時間を大幅に短縮することが可能です。
作業時間を大幅に短縮することが可能です。
※作業時間はワークによって異なります。ご相談ください。
Pollux の導入メリット
作業者に対するメリット
- 経験不要!初心者でも細かな箇所が磨けます
- 弾性体である特殊なメディアと空気の流れを活用した加工の為、手磨きでは諦めてしまうような狭幅の溝や彫刻面、コーナー部、内径などの加工も、Polluxを使用することで実現可能となります。
また、特殊なメディアを使用することで造形物を傷つけずに加工する為、磨き加工の経験がなくても簡単に作業することができ、作業者による加工のムラを減らすことができます。

- 有意な寸法変化なく積層段差除去ができます
- 通常、積層段差除去を手作業で行うと被加工物に不均一な圧力が加わりながら段差除去する為、力加減によっては意図した寸法に沿わない仕上がりになる場合があります。
Polluxでは、特殊なメディアをエアで噴射し滑らせながら被加工物を磨くことで造形物を傷つけず、有意な寸法変化なく積層段差除去をすることが可能です。

会社に対するメリット
- 作業の効率化でコスト削減・働き方改革にも
- 3Dプリンターは造形後の仕上げ工程に手間と時間がかかる為、完成までのスピードを上げる為には一人当たりの作業量や作業員を増やす必要があります。
しかし、Polluxを導入することで手作業で行っていた作業時間を大幅に短縮し、作業効率をアップすることができます。
1人当たりの作業効率がアップすることでコスト削減にもつながります。

- メディアの循環利用で経済的かつ環境にも配慮
- Polluxで使用するメディアは使い捨てではなく、噴射したメディアを循環利用することができ、低いランニングコストで装置を利用することができます。
メディアの廃棄物を減らして環境にも優しく経済的です。
※消耗量はご利用方法やメディア粒度によって異なります。

使用方法
キャビネット、ダストコレクターが一体型となったコンパクト設計で操作も簡単。
キャスター付きで手軽に移動可能。コンパクトなのでオフィスの一角などにも設置が可能です。

- 1.エアーと電源接続
- 2.フットスイッチを準備する

- 3.タッチパネルを起こす
- 4.照明とファンとヒーターをON

- 5.メディアを投入

- 6.ワークをセットする
- 7.操作口を開く

- 8. フットスイッチを踏み加工する

- 9.終了後ワークを取り出す
加工例 1
金属3Dプリンター後工程(積層段差除去及び鏡面化)




加工例2
樹脂3Dプリンター後工程(積層段差除去及び可視化・透明化)







サポートピンの除去
参考 受託加工
手間のかかる後工程はトータルでお任せください!

3Dプリンター造形品の後工程の受託加工も承っております。
サポート材除去、積層段差除去、磨き等の後工程をトータルでサポートさせていただきます。
3Dプリンターは所有しているが、
- 後工程を手作業で行っておりコストを削減したい
- 後工程での作業者の負担を減らしたい
- 後工程の為の作業環境や場所を確保できないなど
お困りごとがございましたら
お問い合わせフォーム 又は下記お電話にてお気軽にお問合せください
- テスト加工・受託加工に関する問い合わせ
- 3Dプリンター造形品 担当部門
03-3686-5104
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