pollux series

Pollux 3Dプリンター造形品専用仕上げ加工装置

用途名

3Dプリンター造形品の仕上げ

エアーブラスト（サンドブラスト）装置

3Dプリンター造形品仕上げ加工

3Dプリンター造形品の微細な仕上げ磨きも簡単操作で可能に！

金属・樹脂の3Dプリンター造形品の仕上げ磨き・積層段差除去・可視化（透明化）まで可能です。

コンパクト設計

キャビネット、集塵機（ダストコレクター）が一体型の装置です。キャスター付きで移動できる為、広い設置スペースが確保できなくても設置可能です。

シンプル構造の為、お手入れもラクラク

ダストコレクターの手入れや、粉塵の回収が簡単にできる為、短時間の作業や試作に使用されています。

処理方式

手動加工

適合性能

省力化
省スペース

contents

3Dプリンター造形の流れ
作業の効率化
Pollux導入4つのメリット
装置使用方法
加工例
受託加工

flow 3Dプリンター造形の流れ

前工程 pre-process: 3Dデータの入手、作成、編集

造形しやすい形状にデザインを調整
造形工程 molding process: プリンターで造形条件設定と、材料などのセッティング

プリント開始

造形完了後に造形物をプラットフォームから外す
後工程 post-process: サポート材の除去

積層段差の除去

造形後の表面仕上げ磨き

樹脂造形品の可視化

後工程でPolluxが大活躍！

optimization 作業の効率化

積層段差除去	3Dプリンターでの造形品は素材を積み上げて作り上げている原理上、積層段差が生じます。特に曲面形状では目立ちやすくなる為手作業で除去する必要がありますが、Polluxを使用することによりスピーディーに積層痕を目立たなくすることができます。
金属の鏡面化	3Dプリンターで造形された金属の造形品は、表面の面粗度が悪く曇っていますが、磨いてあげることで光沢感が増し、高級感のある見た目に仕上がります。鏡面加工に特化したメディアが、凹凸形状を崩すことなく磨き上げ、艶のある表面を作り出します。
樹脂の可視化（透明化）	3Dプリンターで造形された樹脂の造形品は、透過性が低く曇っている為、内部構造を露出するには可視化する必要があります。メディアが凸部を削らずに磨くため、有意な寸法変化なく仕上げることが可能です。

参考 : ウェットブラストで作業工程を効率化

作業時間はワークによって異なります。

サポート材の除去

インクジェット方式による造形は、造形時に支え（サポート）が必要となる場合があります。
通常サポート材はワークに固着している為、完全に除去するにはいくつかの工程を踏む必要があります。

サポート材の除去には、水またはアルカリ水溶液に浸して溶かす工程や手作業でサポート材を取り除く工程等があり、時間と手間のかかる作業ですが、ウェットブラストを利用することでサポート材の除去にかかる時間を大幅に短縮することが可能です。

ウェットブラストについて

merit Pollux（ポルックス）導入のメリット

作業者に対するメリット

経験不要！初心者でも細かな箇所が磨けます

弾性体である特殊なメディアと空気の流れを活用した加工の為、手磨きでは諦めてしまうような狭い幅の溝や彫刻面、コーナー部、内径などの加工も、Polluxを使用することで磨き加工が可能になります。
また、特殊なメディアを使用することで造形物を傷つけずに加工する為、磨き加工の経験がなくても簡単に作業することができ、作業者による加工のムラを減らすことができます。

有意な寸法変化なく積層段差除去ができます

通常、積層段差除去を手作業で行うと被加工物に不均一な圧力が加わりながら段差除去する為、力加減によっては意図した寸法に沿わない仕上がりになる場合があります。
Polluxでは、特殊なメディアをエアで噴射し滑らせながら被加工物を磨くことで造形物を傷つけず、有意な寸法変化なく積層段差除去をすることが可能です。

会社に対するメリット

作業の効率化でコスト削減・働き方改革にも

3Dプリンターは造形後の仕上げ工程に手間と時間がかかる為、完成までのスピードを上げる為には一人当たりの作業量や作業員を増やす必要があります。
しかし、Polluxを導入することで手作業で行っていた作業時間を大幅に短縮し、作業効率をアップすることができます。
1人当たりの作業効率がアップすることでコスト削減にもつながります。