自動化に対応した
ウェットブラスト装置
油分の付着した加工物でも脱脂不要
ウェットブラストは、水と研磨材を混合させたスラリー液を撹拌し、エアーブラストと同様に圧縮エアの力でノズルから噴射する技術です。別名では液体ホーニングや湿式ブラストとも呼ばれております。油分や可燃性物質の付着、濡れたものであっても脱脂や水分のふき取りをせずにブラスト加工することが出来ます。
前処理に脱脂が不要

油分がこびりついた加工物であっても油分の洗浄と同時にブラスト加工ができるため、前処理としての脱脂が不要です。
自動化・省人化に対応
複数ノズルでの自動加工装置です。自動搬送とロボットによるワークの着脱を組み合わせることで、ウェットブラスト工程の無人化も可能です。
熱ダメージの抑制

ウェットブラストでは静電気が発生せず、加工時の熱発生によるダメージも抑えられるため、変色・変質を嫌うフィルムなどのプラスチック製品の表面処理に適しています。
独特の風合い

ウェットブラストでの美装梨地加工は、ドライブラストで加工した時とは異なるウェットブラストならではの柔らかなツヤのある独特の風合いに仕上がります。

【装置正面】

テーブルにワークを並べて置いて、スタートさせると振動するノズルが回転するテーブルの上を均一に加工する簡易自動機。排水処理用の固液分離装置付属しております。
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固液分離装置について
汚水処理する際には、固体と液体で分けて廃棄処分した方が効率的です。
弊社では、固体と液体に分ける装置も簡易的なものから遠心分離機を利用したものまでをオプションで付けることが可能です。


自動ワイパー(オプション)
■台車テーブル型の特徴
- 重量ワークの加工に適しています。
側台で加工物を台車式テーブルに載せる為、重量物でも安全に乗せ降ろしが可能です。 - 台車によって重量物でも容易に本体内への移動が可能です。
テーブル回転により、大型加工物でも効率的な加工ができます。


スイングテーブル
■スイングテーブル型の特徴
- ワークの出し入れ時には、本体左側に付属のレバーを引くことで、本体内からターンテーブルを本体前面に引き出せますので、重量物でも装置前面で安全に乗せ降ろしが可能です。
- ターンテーブルの耐荷重は50KGのタイプと150KGのタイプがございます。