FREQUENTLY ASKED QUESTIONS

よくある質問

エアーブラスト(サンドブラスト)やブラスト加工(ブラスト処理)についてお客様から寄せられるご質問を掲載しております。

最近多いご質問

Q1. ブラスト装置の見学やテスト加工はできますか?

当社では、300台以上のブラスト装置を常設しております。当社へご来社いただいての立ち会いやサンプルワークをご郵送いただいてのテスト加工にて仕上がりをご確認いただけます。詳しい内容は「テスト加工可能な装置」の項目で説明しています。また、「受託加工」も承っております。

Q2. ブラスト加工(ブラスト処理)の最新技術とトレンドを教えてください。

ものづくりの現場の課題が変化するのに応じて、ブラスト技術も進化しています。近年のトレンドとして注目されているのは、自動化、長寿命化、そして3Dプリンター関連です。これらの技術は「ブラスト加工の最新技術とトレンド」の項目で詳しく説明しています。

Q3. 研磨材のSDS(安全データシート)が欲しい。

こちらのフォームにご希望の研磨材名、粒度をご記載の上、ご指示ください。

ブラスト装置・研磨材

Q1. エアーブラスト(サンドブラスト)とショットブラストの違いはなんですか?

エアーブラスト(サンドブラスト)とショットブラストは、両方とも被加工物に研磨材を衝突させる装置です。エアーブラスト(サンドブラスト)は圧縮エアの力を利用して研磨材を噴射し、ショットブラストはモーターによって回転する羽根車(インペラー)の遠心力で研磨材を投射する装置です。また、同様に圧縮エアを利用する他のブラストには、ウェットブラストやドライアイスブラスト、ブロワブラスト(低圧ブラスター)などがあります。詳しい内容は「ブラスト加工(ブラスト処理)とは?」の項目で説明しています。

Q2. エアーブラストとサンドブラストの違いはなんですか?

サンドブラストとは、1870年にアメリカのフィラデルフィアでベンジャミン・チュー・ティルマン氏が窓ガラスに砂漠の砂が吹き付けられる様子から着想を得た加工方法に「サンドブラスト工法」と名付けて特許取得したことが工業的な発端とされています。現在のサンドブラスト工法は進化し、砂(サンド)だけでなく、金属、樹脂など、さまざまな材質の研磨材を使用しています。そのため、エアーブラストやアブレイシブ(研磨材)ブラストとも呼ばれています。

Q3. エアーブラスト(サンドブラスト)とウェットブラストの違いはなんですか?

エアーブラスト(サンドブラスト)とウェットブラストは、両方とも圧縮エアの力を利用して研磨材を噴射する装置です。ただし、エアーブラストは研磨材のみを噴射するのに対し、ウェットブラストは水と研磨材を混合したスラリーを噴射します。エアーブラストは1mmから1μm(1mmの1/1000)程度の広範囲な研磨材粒度を使用でき、定量的かつ安定した噴射が可能です。一方、ウェットブラストはスラリーの噴射により被加工物に熱や静電気を発生させず、さらに、水の介在によって、油分や汚れの洗浄効果も得られます。当社では、「エアーブラスト(サンドブラスト)」と「ウェットブラスト」の両方を設計・製造しており、お客様の要望に合った装置を提案することができます。

Q4. ショットブラストとショットピーニングの違いはなんですか?

ショットブラストはモーターによって回転する羽根車(インペラー)の遠心力で研磨材を投射する装置であり、ショットピーニングは耐摩耗性及び疲労強度の向上を目的とした表面改質処理のことです。ショットピーニングについては、「耐摩耗性・疲労強度・摺動性の向上」の項目で説明しています。

Q5. エアーブラスト(サンドブラスト)で噴射可能な最小研磨材粒度を教えてください。

当社の「ナノ・ブラスター」という微細加工に特化したエアーブラスト(サンドブラスト)装置では、最小1μm(1mmの1/1000)程度の研磨材が噴射できます。これにより、ナノレベルの表面粗さコントロールや数十μmのエンボス、穴あけなどの微細加工が可能です。この装置については「ナノ・ブラスター」の項目で説明しています。また微細加工例については「マスクレス切削加工」および「パターニング切削加工・微細粗面化」の項目で説明しています。

Q6. 鏡面仕上げ(鏡面加工)が可能な装置を教えてください。

当社のシリウスZを使用すれば、誰でも簡単かつ均一に磨くことができます。さらに、自動化も容易です。また、3D形状や細溝、内径部の磨きにも優れており、金型磨きや工具などの量産品の磨きなど、さまざまな業界や用途で広く利用されています。詳しい内容は「シリウスZ」の項目で説明しています。

Q7. ドライアイスブラスト(ドライアイス洗浄機)とは?

ドライアイスブラスト(ドライアイス洗浄機)とは、圧縮エアの力を利用してドライアイス粒子を噴射し、洗浄やバリ取りを行う装置です。ドライアイスは被加工物に衝突した後、すべて気体になります。この性質を利用することで被加工物に研磨材(メディア)の残留をゼロにできます。詳しい内容は「ドライアイスブラスト」の項目で説明しています。

Q8. ブラスト工程の自動化はできますか?

ブラスト加工(ブラスト処理)では、装置の自動化が進んでいます。この自動化により、作業時間が短縮され、品質管理が容易になります。約90名の設計・開発人員がブラスト前後装置付属の全自動装置を含めてお客様専用のカスタマイズ装置を設計いたします。詳しい内容は「装置タイプから探す」の項目で説明しています。

Q9. うちのワーク(加工物)にあったブラスト装置はありますか?

標準ラインアップで対応可能な装置がなければカスタマイズ設計致します。当社納入装置の90%以上がお客様のご要望に合わせて設計したカスタマイズ装置です。経験豊富な約90名の設計・開発人員と複雑な装置の制御も社内で対応可能な高い設計・技術力によって実現しています。どの装置にも必ず専任の設計者が対応し、初めのテスト加工段階から、営業と一緒にアイディアを活かしながらサポートいたします。

Q10. ブラスト装置の修理はお願いできますか?

当社で出張メンテナンス、改造工事など承っております。詳しくは「保守・修理・改修」の項目で説明しています。

Q11. ブラスト装置の見学やテスト加工はできますか?

当社では、300台以上のブラスト装置を常設しております。当社へご来社いただいての立ち会いやサンプルワークをご郵送いただいてのテスト加工にて仕上がりをご確認いただけます。詳しい内容は「テスト加工可能な装置」の項目で説明しています。また、「受託加工」も承っております。

Q12. 名古屋営業所や大阪営業所でもテスト加工ができますか?

各営業所でもテスト加工ができます。その他、茨城県稲敷市及び愛知県小牧市にも受託加工部門がありますので、そちらでもテスト加工ができます。

Q13. ブラスト装置の納入実績は?

累計35,000台以上の納入実績があります。

Q14. ブラスト装置は海外へ輸出できますか?

50ヶ国以上に輸出実績があります。事前打ち合わせの上、輸出国向けの仕様を専用設計いたします。

Q15. ブラスト装置の取扱説明書を再発行して欲しい。

ブラスト装置に付属している取扱説明書を紛失してしまった場合は、有償にて再発行できます。詳しくはこちらのフォームに装置の型式や製造番号などをご記載の上、お問い合わせください。

Q16. ブラスト装置や研磨材のカタログが欲しい。

こちらからカタログがダウンロードいただけます。

Q17. ブラスト研磨材にはどんな種類がありますか?

ブラスト加工(ブラスト処理)で使用される研磨材は、材質や形状、粒度などの要素によって数百種類にわかれています。詳しくは「研磨材:材質から探す」または「研磨材:用途・形状・硬さから探す」をご確認ください。

Q18. ブラスト研磨材の選び方について教えてください。

代表的な研磨材の特徴や用途、さらに研磨材の形状や粒度による加工面の比較など、詳しい内容は「ブラスト研磨材の種類と選び方」の項目で説明しています。これらの情報を参考にしていただき、ご選択ください。

Q19. 粒度とはなんですか?

粒の大きさのことです。ブラスト加工(ブラスト処理)で使用される研磨材は3mmから1μm(1mmの1/1000)程度までの範囲で、各研磨材ごとに詳細な粒度規格が定められています。

Q20. 研磨材の粒度規格を教えてください。

ブラスト加工(ブラスト処理)に使用される研磨材には、さまざまな粒度規格があります。例えば、アルミナや炭化ケイ素研磨材では、「JIS R6001-1:研削といし用研削材の粒度-第1部:粗粒」、「JIS R6001-2:研削といし用研削材の粒度-第2部:微粉」があり、スチールショットやスチールグリット研磨材には「JIS G5903:鋳鉄製又は鋳鋼製のショット及びグリット」などの粒度規格があります。詳しい内容は「研磨材の粒度」の項目で説明しています。ただし、各研磨材メーカーが商品の特性や価値向上を目的に独自の粒度規格を採用している場合も多く、正確な粒度規格については、メーカーカタログなどを参照してご確認ください。

Q21. ブラスト装置や部品、研磨材に関するお問い合わせ先を教えてください。

※入力フォームからお問い合わせいただく場合は、こちらよりお問い合わせください。

※お電話でお問い合わせいただく場合は、本社または営業所へお問い合わせください。

・東京本社 装置検討・修理相談に関するお問合せ:03-3686-5104 部品・研磨材購入に関するお問合せ:03-3686-5806

・名古屋営業所:052-703-2291

・大阪営業所:06-6190-2323

ブラスト加工(ブラスト処理)

Q1. ブラスト加工(ブラスト処理)の特徴を教えてください。

ブラスト加工(ブラスト処理)は、研磨材を被加工物に高速で衝突させる物理的な加工法です。このため、被加工物の材質に関係なく、あらゆる材質に対して加工ができます。また、効率的に均一な加工ができることから自動車、造船、航空宇宙、電子部品などの産業で広く利用されており、素地調整、梨地仕上げ、バリ取り、ショットピーニング、金型磨きなど、用途は多岐にわたります。

Q2. ブラスト加工(ブラスト処理)は、どんな用途で使用されていますか?

ブラスト加工(ブラスト処理)は、多様な用途で使用されています。詳しい内容は「用途から探す」の項目で説明しています。

Q3. ブラスト加工(ブラスト処理)の最新技術とトレンドを教えてください。

ものづくりの現場の課題が変化するのに応じて、ブラスト技術も進化しています。近年のトレンドとして注目されているのは、自動化、長寿命化、そして3Dプリンター関連です。これらの技術は「ブラスト加工の最新技術とトレンド」の項目で詳しく説明しています。

Q4. ブラスト加工(ブラスト処理)が可能な材質を教えてください。

ブラスト加工(ブラスト処理)は、物理的な加工法であるため、金属、セラミックス、ガラス、樹脂など、あらゆる材質に対して加工ができます。

Q5. ブラスト加工(ブラスト処理)による素地調整の規格を教えてください。

ブラストによる素地調整は、除錆度に応じてISOやSSPCなどで規格(グレード)が定められています。詳しい内容は「接着・塗装・溶射前処理」の項目で説明しています。

Q6. ブラスト加工(ブラスト処理)面の表面粗さは変えられますか?

使用する研磨材の種類や粒度、加工条件を変更することでさまざまな表面粗さに変えられます。

Q7. 梨地(なしじ)とはなんですか?

梨地(なしじ)とは、金属の表面に微細な凹凸を形成し、独特の手触りと光沢を持った仕上がりを実現する表面仕上げ技術です。梨地仕上げや梨地処理とも呼ばれています。研磨材の種類や粒度を変えることで、ギラギラと輝く面や柔らかな光沢面、上品なマットな面など、多様な風合いをつくることができます。詳しい内容は「梨地仕上げ」の項目で説明しています。また、ブラスト技術による意匠性向上については「高意匠・加飾」の項目で説明しています。

Q8. ショットピーニングとは?

ショットピーニングとは、研磨材やメディアと呼ばれる球状粒子を被加工物に高速で衝突させる冷間加工法の一種であり、被加工物に衝突した球状粒子によって凹凸の塑性変形が生じると共に、圧縮残留応力による亀裂進展の抑制や表面硬度上昇による耐摩耗性向上などの表面改質を図ることができます。詳しい内容は「耐摩耗性・疲労強度・摺動性の向上」の項目で説明しています。

Q9. バリ取りとは?

バリ取りとは、加工や成形工程の際に発生した意図しない突起やトゲなどを取り除く作業です。ブラスト加工(ブラスト処理)では、高速で研磨材を噴射または投射して、樹脂や金属のバリを取り除きます。無数の研磨材が被加工物に衝突することで、手作業では取り忘れが起こりやすい細溝や内径部なども確実に除去することができます。詳しい内容は「バリ取り」の項目で説明しています。

受託加工

Q1. ブラスト加工(ブラスト処理)の受託加工はやってますか?

ブラスト加工(ブラスト処理)の受託加工を承っております。東京・茨城・愛知の3地域に5つのブラスト受託加工工場を設け、全国各地より受託加工を承っております。詳しい内容は「ブラスト受託加工」の項目で説明しています。

Q2. ブラスト加工(ブラスト処理)と一緒にマスキング工程もお願いできますか?

マスキングのためのラミネート、露光、現像装置を自社内に設備し、試作・量産の受託加工に対応しております。詳しい内容は「パターニング切削加工・微細粗面化」の項目で説明しています。

Q3. 鏡面仕上げ(鏡面加工)の受託加工はやってますか?

当社では、独自の鏡面仕上げ(鏡面加工)装置であるシリウスZを使用して、お客様からの受託加工を承っております。「シリウスZ」は、3D形状や細溝、内径部の磨きに優れており、量産品の受託加工も対応可能です。

Q4. ショットピーニングの効果を検証したいので受託加工はやってますか?

ショットピーニング・WPC処理・α処理に精通した専門部署にて受託加工を承っております。加工対象の材質やサイズ、課題、期待する効果などお聞かせください。

Q5. ショットピーニング後の測定までセットでお願いできますか?

当社では、各種測定器を用意しておりますので、ショットピーニングとその結果の測定をセットで承ることができます。アルメンストリップ、アルメンゲージもご用意してます。これにより、正確な測定と品質管理を行いながら、お客様の要求に応じた高品質な加工を提供いたします。

Q6. 金型の表面改質処理はやってますか?

受託加工にて金型表面改質処理を承っております。代表的な処理内容については「樹脂製品の成形不良対策」、「加工変質層の除去」の項目で説明しています。また、「金型・スクリュークリーニング」も承っております。

Q7. ブラスト加工(ブラスト処理)は1個からでも依頼できますか?

1個からでも受託加工を承っております。お急ぎの場合は「本社又はお近くの受託加工工場」までお電話にてお問い合わせください。量産品の受託加工にも対応できます。

Q8. ブラスト装置のレンタルはできますか?

機種は限定されますが、ブラスト装置のレンタルも行っております。詳しい内容は「ブラスト装置レンタル」の項目で説明しています。

法令関係・SDS

Q1. 局所排気装置を設置する場合の届出書類が欲しい。

労働安全衛生法により、局所排気装置を設置する場合は、設置の30日前までに労働基準監督署へ届け出ることが義務付けられています。当社装置については、届出に必要な計算書類などの作成が可能です(有償対応)。詳しくはこちらのフォームに装置の型式や製造番号などをご記載の上、お問い合わせください。また、関連法令については、「法令関係」の項目で詳しく説明しています。

Q2. ウェットブラストの場合は、局所排気装置の届出は不要ですか?

ウェットブラストでも局所排気装置の設置に関する届出は必要と考えております。粉じん障害防止規則第三条に「設備による注水又は注油をする場合の特例」がありますが、この中に「研磨材の吹き付けによる研磨」は記載されていないため、該当しないと考えられます。ただし、過去に届出不要と判断された例もありますので、所轄の労働基準監督署へご確認ください。

Q3. 樹脂や植物系研磨材を使っている場合は、局所排気装置の届出は不要ですか?

研磨材及び被加工物が非金属、非鉱物性である場合は、局所排気装置の設置に関する届出が不要となる場合があります。ただし、過去に必要と判断された例もありますので、所轄の労働基準監督署へご確認ください。

Q4. エアーブラスト(サンドブラスト)装置とは別に局所排気装置の設置が必要ですか?

当社のエアーブラスト(サンドブラスト)装置は、それ自体が局所排気装置を備えているため、追加で局所排気装置を設置する必要はありません。

Q5. 使用頻度が低い場合も粉じん障害防止規則等に定める措置が必要でしょうか。

使用頻度が低い場合は、常時作業とはみなされない場合があります。作業内容を詳しく伺った上でご助言できればと思いますので、こちらのフォームに装置の型式や製造番号、作業頻度、1回の作業時間などをご記載の上、お問い合わせください。

Q6. 局所排気装置を使用していればマスク(呼吸用保護具)は不要ですか?

粉じん障害防止規則第二十七条に局所排気装置を設置していれば呼吸用保護具は必要ないことが示されていますが、粉じんの取り出しや清掃時に粉じんに暴露されることもありますので、お客様にて作業のリスクアセスメントを行い、呼吸用保護具の使用方法を定めて下さい。

Q7. 騒音規制法の特定施設に該当しますか?

金属加工であって、密閉式でないものは対象となりますが、各都道府県条例などで個別で規制がある場合もありますので各自治体の条例も合わせてご確認ください。

Q8. 局所排気装置の点検ではどんな風速計を使用すれば良いですか。

0~30m/sec程度まで測定できる、指向性プローブ式の風速計を推奨しています。静圧プローブ付きの風速計ですと、本体内やダクト内の静圧も併せて測定でき便利です。当社で「各種出張メンテナンスや作業環境測定」も承っております。

Q9. 研磨材のSDS(安全データシート)が欲しい。

こちらのフォームにご希望の研磨材名、粒度をご記載の上、ご指示ください。

Q10. 研磨材や粉じんの廃棄方法について教えてください。

研磨材や粉じんは産業廃棄物として取り扱われます。産業廃棄物は市区町村が管轄官庁となりますので、市区町村の産業廃棄物担当部署または普段ご利用されている産業廃棄物業者にご確認の上、市区町村の基準に従って適切に処理してください。

日常点検

Q1. エアーブラスト(サンドブラスト)装置の日常点検は何をすれば良いのでしょうか。

標準手動機の場合は、主電源をOFFにして、以下の7項目を日常的に点検してください。専用設計機の場合は、取扱説明書に従って点検を行ってください。「各種出張メンテナンスや作業環境測定」も承っております。

①ノズルチップ口径
口径が初期径より広がっていないかを確認してください。表記より+1~2mmが交換の目安です。
加工に関わる重要な部品ですので、予備をご用意ください。

②ガンユニット
分解して内部を清掃してください。湿気などで粉じんが固着している場合があります。
各部品が摩耗しますので、穴が開いていないか、摩耗していないかを確認してください。

③ダストコレクター(集じん機)のシェイキング
1日1回以上、粉じんの払い落しを行ってください。
内部のフィルター布が目詰まりすると研磨材の回収や本体内の視界が悪くなってきます。

④ダストコレクター(集じん機)の粉じん抜き取り
定期的にゴム栓を外して粉じんを抜き取ってください。
入れ物(厚手のビニール袋などでも可)を用意し、粉じんが飛散しないように注意して下さい。

⑤ホッパー下金網の異物確認
ホッパー下には金網が付いています。ファンが止まっていることを確認し、金網のゴミや異物を取り除いてください。
ファンが回っている状態で金網を動かすとゴミや異物が装置内に吸い込まれるため、ご注意ください。

⑥パッキン・ホース類
ドア部のパッキンが摩耗していないか、ホース類に穴が開いていないか、捻じれていないかを確認してください。
噴射時に研磨材が漏れたり、間欠噴射の原因となります。

⑦投入研磨材量
定期的に研磨材を抜き取って量を確認してください。研磨材を抜くときには、ゴミや異物が入っていないか、研磨材調整器や調整棒が削れていないかを確認してください。研磨材調整器や調整棒は、外す前に印を付けて、メンテナンス後は元の位置に戻せるようにしてください。

Q2. 研磨材が出ない又は、噴射が安定しない場合の点検箇所を教えてください。

研磨材が入っているかを確認してください。研磨材の通り道(ガンユニット・ホース・ホッパー下)が詰まったり、穴が開いていないか確認してください。また、研磨材調整器を調整してください。

Q3. ダストコレクター(集じん機)の排気口から粉じんが出てくる原因を教えてください。

ダストコレクター(集じん機)のフィルター布が劣化して脱落したり、穴が開ている可能性が考えられます。すぐにフィルター布を交換して下さい。

Q4. 以前より加工時間がかかってしまう原因を教えてください。

研磨材の粒度が新品研磨材投入時よりも細かくなっている場合は、交換しましょう。加工圧力が上がらない場合は、コンプレッサーの圧力や装置の減圧弁が正常に稼働しているか確認してください。また、ノズルなどの摩耗によって加工能力が低下している場合もありますので、摩耗や穴あきがないか確認してください。

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不二製作所のブラストは多種多様な用途に使われています。まずはお気軽にお問い合わせください。

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※各営業所でもテスト加工可能です。